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ジオトレックガイド 乗鞍岳

このエリアについて

乗鞍岳は飛騨地方のいろんな場所から見える大きな山です。
南北に火口を連ねた火山ですから、西の高山市街地からは、視野の大きな部分を占めています。
小学校、中学、高校と多くの校歌に歌い込まれている山でもあります。
標高2700mの畳平まで定期バスが運行され、次第に高度を増す車窓からは、飛騨山脈の盟主槍穂高や、笠ヶ岳、焼岳が全容を見せてゆきます。
そして、だれでも高山の清冽な空気に包まれることができます。
火山としての歴史は、128万年前から86万年前の旧期乗鞍火山と、32万年前から9千年前の新規乗鞍火山にわけられています。
いずれの活動においても、山体崩壊を起こしており、10万年前の山体崩壊の跡に、恵比寿火山、権現池火口からの溶岩が流れ込み、五色ヶ原の森の基盤となっています。
山上には権現池、亀ヶ池などの火口湖や、せき止め湖が点在します。
登山初心者にとっては3000m入門の山と言ってもよいかもしれません。

ジオトレックガイド 乗鞍山上のマップ画像

おススメのスポット 畳平

乗鞍畳平の風景画像定期バスを降りると、そこは高山帯の畳平です。
バスターミナルの正面には恵比寿岳、魔王岳が取り囲む亀ヶ池火口が青い水をたたえています。
バスターミナルの裏側は広いお花畑です。
木道の散策路が整備されていますから、安全にそして間近で可憐な高山植物を観察できます。

おススメのスポット 富士見岳

富士見岳の風景画像畳平の東には長野県からの自動車道路がつながっています。
その道路の南側に三角形のピークが座っています。
富士見岳の南麓には乗鞍火山の土台にあたる美濃帯起源のチャートのれきが点在しています。

おススメのスポット 摩利支天岳と不消ヶ池

摩利支天岳と不消ヶ池の風景画像富士見岳を過ぎると右側に不消ヶ池が見えてきます。
池の脇には雪渓があり、雪解け水が池になっています。
畳平の施設の水源にもなっています。
池を通り過ぎると登山道が分岐しており、右へ進むと摩利支天岳へ向かいます。かつては東大のコロナ観測所がありました。

おススメのスポット 剣ヶ峰

剣ヶ峰の風景画像乗鞍岳の最高峰です。
直下には火口湖の権現池がコバルトブルーのハート形を描いています。
南側には乗鞍岳でふたつ目の3000mピーク奥の院越しに御岳が見えます。
登山道の途中には真っ黒なスコリアやパン皮状溶岩なども見られます。畳平から1.5時間で山頂に到着です。

おススメのスポット 魔王岳と大黒岳

魔王岳と大黒岳の風景画像畳平周辺には小さなピークがあります。
気軽に歩ける範囲ですから、体力に自信がなくても大丈夫です。
バスターミナル正面、亀ヶ池の右側の遊歩道を登れば魔王岳です。園地も整備され北側の飛騨山脈が展望できます。魔王岳と鶴ヶ池をはさんでゆったりした尾根が伸びています。こちらが大黒岳です。
頂上に風をよけられる東向きの小屋があり、ご来光を見る格好の場所です。
この頂上から北へたどれば、ハイマツの海桔梗ヶ原へと出られます。

周辺のジオサイト「乗鞍岳」についてはこちら!!
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